大口径レンズ【だいこうけいれんず】
大口径レンズとはF値の小さい明るいレンズのこと。一般的にはF値が2.8より小さいものを指すが明確な決まりはない。取り込む光を多くするために大きなレンズが必要であり、その結果口径が大きくなるため、「大口径」と呼ばれる。
大口径レンズはF値が小さく明るい特性から、以下の長所を持つ。
・早いシャッタースピードが設定できるため、動くものの撮影に強い
・暗い場所でも撮影ができる
・F値が小さいことから、大きくぼかした写真を撮ることができる
一方、口径が大きいため、重く機動性に欠けまた高価であるという短所も併せ持つ。