写真画像の加工・合成に便利なノートパソコン
写真画像を投稿したり納品するために、撮影現場や旅先などの外出先で写真画像を加工・合成したりする必要があることはよくあります。私は動物や自然の写真を中心に撮影しているので、1回の撮影にはかなりの期間を必要とし、撮影旅行中や撮影現場で写真画像を加工したり、他のメディアに画像データを記録したりする必要があることは多々あります。ここではそんな私の体験談を踏まえ、外出先での写真画像の加工・合成に活躍するノートパソコン[ノートPC]をご紹介します。
画像の加工・合成に便利なノートパソコン[ノートPC]の条件
私がわざわざ言うまでもないことですが、ノートパソコン[ノートPC]の最大の特徴は持ち運べることです。ですからノートパソコン[ノートPC]は、その特徴を活かし旅行中や撮影現場でこそ最大のパフォーマンスを発揮することになりますが、そんなときにちゃんと効果を発揮するノートパソコン[ノートPC]を選ぶときのポイントは何になるでしょうか。
参考に、まず私が外出先で写真画像の加工・合成、そして保存などに使うノートパソコン[ノートPC]を選ぶときに重視する4つのポイントを紹介しましょう。
- 本体の大きさと重さ
- バッテリーの持ち
- 耐久性
- 起動性能
この4つのポイントの理由は想像に難くないと思いますが簡単に解説しておくと、やはり荷物として持ち運ぶことから本体が小さく、軽い方が楽なのは言うまでもありませんし、必ずしも常に電源がとれるとは限らないので、バッテリーの持ちも重要な要素となるのは言うまでもありません。また荷物に入れて持ち運ぶことになるのでちょっとした衝撃で壊れてしまっては困りますし、電車やバスの中の移動時間や撮影のちょっとした合間をぬって画像を保存したり、加工・合成するためにはすぐに起動してくれる必要があるのも納得のことでしょう。
おすすめの写真画像の加工・合成用ノートパソコン[ノートPC]
ではそのような条件を踏まえ、私がおすすめするノートパソコンは何かということになりますが、まずはそのバッテリーの持ちと耐久性からPanasonic[パナソニック]が製造・発売するLet’s note[レッツノート]が挙げられます。ただ、Let’s note[レッツノート]はご存知の通り価格が高く、また耐衝撃性能を上げるために本体の厚みがかなりある点などに難点があるのも事実です。
ですから、ここでは最近写真・映像編集向けPC製品に注力するようになってきたDell[デル]が発売する、ウルトラブックのXPS 13 Ultrabookをおすすめしましょう。
XPS 13 Ultrabookは価格も10万円を切り前出の同程度のスペックのLet’s note[レッツノート]と比べると7割ほどの価格で、本体は最も厚い部分でも18㎜、最も薄い部分だとなんと6㎜と非常に薄く、重量は少し重めの1.36kgですがこれぐらいなら持ち運びにも問題はないです。またバッテリーの持続時間は最大8時間53分と約9時間程持つので十分な性能があると言えます。また耐久性能に関してはLet’s note[レッツノート]には敵いませんが、液晶画面は強度に優れ傷つきにくい各社スマホにも採用されているCorning® Gorilla® Glassを採用し、製品本体もカーボンファイバと削り出しアルミ素材を使っているので、ある程度の性能があると言えます(もちろんわざと落として試したりしたわけではないので、Dellの説明の限りですが)。また、起動時間は電源をオンにしてからパスワード入力画面まで最大8秒、スリープモードからなら1秒以内で再開できるのは最近多くの人が持つようになってきたタブレット端末にもひけをとらず、移動中のほんの少しの時間や、撮影中の合間に写真画像データを保存したり、加工・合成して投稿や納品するにはもってこいと言えます。
最近Dellが写真・映像編集向けPC製品に注力するようになった関係で依頼を受けこのDell[デル]のXPS 13 Ultrabookを使ったのですが、まずはその起動時の速さ、そしてカーボンファイバと削り出しアルミ素材で作られたその本体の高級感に満足しました。ただUSBポートが2つしかなく、マウスと外付けハードディスク等をつけたらそれで終わってしまうので家で作業するときなどには少々不便があること、そして持ち運びのための薄さを追求している結果、SDカード[SDHCカード]用のスロットが無い点にはご留意ください。但し、USBは3.0対応なので転送ケーブル等が対応していればスピーディーに画像データの転送が可能です。
DellのXPS13 Ultrabookは旅先や撮影現場など外出時に画像を加工・合成するにも、データを保存するにも適していますが、現場でカメラの液晶画面だけではなくより大きな13インチの画面で撮影した画像を確認することでより詳細まで写真を確認できるようにしてくれるので、あなたのデジタル一眼レフカメラライフをより豊かなものにしてくれるでしょう。