デジタル一眼レフカメラの交換レンズとは(入門編)
デジタル一眼レフカメラを買ったけど交換レンズの
選び方がわからない・・・という人のために解説をしていこうと思う。
そしてまずは交換レンズの選び方の入門編として、交換レンズ選びで比較するポイントとなる焦点距離やF値等の各交換レンズの
機能を出来るだけわかりやすく
解説してみたい(デジタル一眼レフカメラの交換レンズの実際の選び方は『
デジタル一眼レフカメラの交換レンズ比較・選び方』をご覧下さい)。
焦点距離
まず押さえるべきポイントは焦点距離である。焦点距離とは交換レンズの中心から焦点(フィルムや撮像素子)までの距離を指し『mm』の単位で表記され、交換レンズの画角(写る範囲)を把握するために用いられる。右に焦点距離と画角の対応関係図と焦点距離による写真の写り方の比較したものを添付した。これらを見るとわかるように、焦点距離の値が小さければ小さい程画角の値は大きくなり、焦点距離の値が大きければ大きい程画角の値は小さくなる。つまり、焦点距離の値が小さければ写せる範囲は広くなり、焦点距離の値が大きいと狭い範囲を大きく写せるのだ。
14mm:114° |
28mm:74° |
50mm:46° |
105mm:23° |
200mm:12° |
開放F値
また、もうひとつ知らなければならない点が開放F値である。開放F値は対象の交換レンズの取り込める光の量を表す値でカタログなどでは『F○○~○○』等と表記される。この値が小さければ小さい程その交換レンズがより多くの光を取り込めることを示し、結果、同じ条件でもより早いシャッタースピードを確保できる。よって動き回る子供やスポーツ、動物などある程度以上のシャッタースピードが必要な写真を撮る人はF値が小さな交換レンズを買う必要がある。