デジタル一眼レフカメラの表現力(ぼかす・長時間露光・高感度撮影)

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デジタル一眼レフカメラ比較・選び方入門 デジ一.com
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写真画像の加工・合成・保存の記事更新

先日作成を開始した写真画像の加工・合成・保存の情報の新しい記事をUPしました。 >> 『写真画像の加工・合成に便利なデスクトップパソコン[PC]
写真画像の加工・合成・保存の記事のUP開始

リクエストに応え、写真画像の加工・合成・保存の情報の公開を開始しました。 >> 『写真画像の加工・合成に便利なノートパソコン
大人気のマイクロフォーサーズカメラ OLYMPUS(オリンパス)のPENシリーズの比較・解説UP

新ラインナップのPEN mini(PEN E-PM1)を加え、機能面でも、デザイン面でも大きな変更を加えたPEN第3世代の比較・解説をUPしました。 >> 『OLYMPUSのマイクロフォーサーズ PEN徹底比較(E-P3、E-PL3、E-PM1)
人気のミラーレス一眼カメラ ソニー(SONY)のα NEXシリーズの比較・解説UP

最新機種のソニーのNEX-C3、NEX-5N、NEX-7の3機種の比較・解説をUPしました。 >> 『ソニー(SONY)のミラーレス一眼 α NEXシリーズ徹底比較(NEX-C3,NEX-5N,NEX-7)
防水カメラの選び方とおすすめの解説UP

夏や秋の行楽シーズンに、水中写真が撮りたい!!アウトドアでも安心して使える強いカメラが欲しい!!という人のために防水・耐衝撃カメラの解説をUPしました。 >> 『デジタル一眼レフカメラ 防水カメラ選び方』一覧
三脚・雲台の選び方とおすすめの解説UP

撮影に必須だけど選び方がわからない三脚や一脚、雲台。そんな三脚や雲台の選び方とおすすめの製品を、使用するカメラの種類やシーンに分けて解説しています。
(三脚の初心者入門編から比較・選び方おすすめまで:『選び方 - カメラ三脚の選び方・おすすめ』 雲台の初心者入門編から比較・選び方おすすめまで:『選び方 - カメラ三脚用雲台の選び方・おすすめ』)
三脚のカタログUP

カタログページの改修作業とともに三脚・一脚・雲台のカタログのUPも行っています。ご確認下さい。
おすすめ撮影スポット
紹介コーナーのカメタビのURL変更
おすすめ撮影スポットの紹介コーナーを1つのサイトとして独立させました。まだ記事数も少ないですがご利用下さい。(カメタビ
▼ サイト名変更
より多くの方に利用してもらえるよう、サイト名を『デジタル一眼 デジタル一眼の選び方入門 デジイチ.com』から『』に変更しました。
▼ 撮影場所の紹介
最もリクエストが多い撮影場所の紹介開始。自然動物を見たり撮影するおすすめ(秘密の)スポットを随時紹介していきます。記事は『カメタビ』をご覧下さい。
▼ 掲載写真のナビ作成
ページの1番下に掲載写真のナビを作成。おすすめの写真を掲載しています。
▼ サイトデザイン変更
使い難いとの声があったので大変更しました。ご意見お聞かせ下さい。
メモリーカードの選び方UP
デジタル一眼レフカメラに必要不可欠だけどわかり難いSDカード(SDHCカード)やCFカード等のメモリーカードの選び方をメモリーカードとは何かという基本事項からその選び方やおすすめまでを解説。
(初心者入門編:『デジカメのメモリーカードとは(種類)』 選び方・おすすめ・比較:『おすすめSDカード(SDHCカード)一覧(低価格・高速)』『おすすめCFカード一覧(低価格・高速)』)
デジタルフォトフレームの選び方UP
プレゼントや写真の整理に大人気のデジタルフォトフレームについて基本事項の解説からその選び方までを順を追ってわかりやすく解説
(初心者入門編:『人気のデジタルフォトフレームとは(基本編)』 選び方・おすすめ・比較:『人気のおすすめデジタルフォトフレーム比較(比較ポイント/選び方編)』)
フォトブックの記事修正
人気のフォトブックの解説と選び方・比較・おすすめのフォトブック紹介記事に関して修正を加えました。
(初心者入門編:『新しい写真アルバム、人気のフォトブック比較(基本/比較ポイント)』 選び方・おすすめ・比較:『新しい写真アルバム、人気のフォトブック比較(おすすめフォトブック)』)
おすすめホームページ作成サイト紹介

このサイトのシステムを作って下さったホームページ作成サービスの会社さんです。非常に使いやすくSEOも万全のホームページを提供して下さるので、ホームページを作りたい方は是非ご参考にどうぞ。 >> 『ホームページ作成会社.com 無料集客可能なホームページ制作

選ぶ前に知りたいこと:デジタル一眼レフカメラの表現力(ぼかす・長時間露光・高感度撮影)

 皆さんの周りでも、デジタル一眼レフカメラを使っている人がたくさんいると思います。携帯電話でさえ1000万画素を超えるカメラを搭載している機種が複数ある今日この頃。なぜ携帯電話ではなく、そしてコンパクトデジタルカメラでもなく、高価なデジタル一眼レフを選ぶ人がいるのか??それは、価格以上の良さがあるからです。
 ここでは、何が一眼レフカメラの良さなのか??ということについて、一眼レフカメラの表現面に焦点を当てて紹介します。また、機能面に焦点を当てたお話を知りたい人はこちら(『選ぶ前に デジタル一眼レフカメラの機能面の良さ』)も合わせてご覧ください。

 キレイなサクラ!!喜んで写真を撮ってみたら、背景に沢山の花見客・・・・
 動物園に行ってみたら色んな動物が思ったより活発に動き回ってて。でも、写真を撮るとどの動物も止まったよう・・・・写真で動きを表現したいんだけどどうしたらいいの??
 観光地で写真を撮ろうとしたら、ヒト ヒト ヒト・・・・・。もうお寺や風景写真撮っても訳のわからないヒトだらけでうんざり・・・・この人々を消してしまうことができたらなぁ
 この間のデートで行ったお台場、夜景キレイだったなぁ。どうしたら夜景をキレイに撮れるんだろう??
 写真を撮っていてこんな悩みありませんか??ハッキリ言います。こんな悩み、デジタル一眼とちょっとした知識さえあればすぐ解消できます(なんか深夜のテレビショッピングみたいですね・・・・・)。デジタル一眼があればできる表現方法は沢山ありますが、ここでは比較的簡単な、4つのことについて紹介します。 

背景をボカシて、被写体をフィーチャー!!

デジタル一眼レフカメラの表現 ぼかしていない写真 デジタル一眼レフカメラの表現 ぼかした写真

背景をぼかしていない写真

背景をぼかした写真

 デジタル一眼は、レンズの絞り値を変えることで被写界深度を変化させられます。つまり、レンズについている取り込む光の量を変えるための絞り羽根と呼ばれる機構を調節することで、ピントの合う範囲を変化させることができるのです。絞り羽根を開放し、取り込む光の量を多くするとピントの合う範囲は狭くなります。そのため絞り羽根を開放した状態では、ピントを合わせた被写体のほんの狭い範囲しか写り込まず、その他の部分はピントがボケ、被写体の際立った写真が撮れるのです。
 右の2枚の写真を見てください。最初の例の様にサクラとその背景にいる花見客の写真を用意したかったのですが、手持ちの写真に丁度良いの写真がなかったのでご勘弁を・・・・こちらは急遽用意した多摩動物園の昆虫館にいたオオゴマダラというチョウの写真です。まず左の写真を見てください。背景に昆虫館のフェンスがハッキリ写り込み、画面の中心にいるチョウが主役なのはわかりますが、チョウが映えず、また人工的な空間丸出しの写真になっています。しかし、右の写真はどうでしょう??背景をぼかすことにより主役のチョウが際立ち、また、後ろに何があるかわかり難くなったことで、『動物園の中』という印象が和らいでないでしょうか??このように背景がうるさい時、デジタル一眼なら簡単に背景をぼかしたスッキリさせることができるのです。

動きのある写真ってどうするの??

デジタル一眼レフカメラの表現 背景に動きをつけた写真

背景に動きをつけた写真

 デジタル一眼はシャッタースピードを自由に変えることができます。そしてその機能を利用して、シャッタースピードを調節することで動きのある写真を撮ることが可能になります。
 具体的には、シャッタースピードを遅くし、動いているものの軌跡を撮ることで動きを表現する方法と、動いているものの背景をぼかすことで動きを表現する方法があります。一応右にシャッターを開いている間、被写体と同じ速度でカメラを動かすことで背景に動きを出した写真を載せておいたのでごらんください。 

なんとビックリ、前にいるジャマな人が消えた!??

デジタル一眼レフカメラの表現 長時間露光撮影

長時間露光撮影で観光客を消す

  4月の京都円山公園。有名なシダレザクラの写真を撮りに行ったら観光客の嵐。あまり近寄ったらサクラの木の全体が写りませんし、全体像を写そうと下がったら観光客が写りこんでうるさい写真に・・・・・こんなときに使うのが、シャッタースピードを遅くする長時間露光撮影。 
 観光客を消すマジックを使えるのは光の量が少なくなる夜です(但し光量を減らすフィルターをつけることで昼間にも同様の写真を撮ることも可能です⇒『NDフィルター』)。夜の光の量が少なくなる時間帯に、絞り値を絞り込んでより取り込まれる光の量を少なくします。そして30秒近くシャッターを開き続けてみるとあら不思議、観光客が全くいなくなっているではありませんか!!これは、長時間露光撮影では動いているものが写りこまないという特性を活かした撮影方法です。
 ちなみに右の写真は2010年の円山公園のシダレザクラの写真。このときも前に観光客が(私もその1人なのですが・・・・)沢山いましたが、全く人が写っていないのがわかるでしょう。(これは全くの余談ですが、学生時代、私が京都に住んでいたときには枝振りも良く、もっともっと姿の良い立派なサクラだったんですよ・・・・久しぶりに見て思うものがありました・・・・) 

デジタル一眼さえあれば、夜景をキレイに撮るなんて簡単!!

デジタル一眼レフカメラの表現 高感度撮影による夜景

高感度撮影による夜景

 夜景の写真が撮れないのは、夜景の発している光の量が少ないからです。ですから、夜景を撮るためには感度を上げるか(⇒高感度撮影)、長時間シャッターを開いて(⇒長時間露光)十分に光の刺激を撮像素子に与えてあげれば良いのです。そして最近のデジタル一眼のカメラは、高感度撮影にも強く、また長時間露光にも強くなってきているので、簡単に夜景や花火の写真が撮れるようになってきています。

 右の写真はご存知お台場の夜景の写真です。この間夜景の写真の例のために撮ってきたのですが、これはオリンパスから発売されているPEN E-PL1(ペン ライト)で三脚を使わずに撮ったものです。最近のカメラの高感度撮影能力は非常に高く、レンズセットで10万円以下のエントリー機種でも三脚なしでこれぐらいの写真は簡単に撮れるので是非挑戦してみてください。

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