標準レンズ【ひょうじゅんれんず】
標準レンズとは撮影画面(フィルムや撮像素子)の対角線の長さの焦点距離をもつレンズのこと。標準レンズで撮った写真は、人が目で実際に見た範囲に近い写真となる。
標準レンズは撮影画面の対角線の長さによって決まるので、カメラ本体が変わることでフィルムや撮像素子のサイズが変わると標準レンズも変わる。しかし、デジタル一眼が登場するまでの長きに渡り35mmのフィルムカメラが使われてきたことから、35mmのフィルムカメラにおける標準レンズである50mm付近のレンズを今でも標準レンズと呼ぶことが多い(だいたい焦点距離が35mm~50mm付近のレンズを指して使う)。