ジンバル雲台
ジンバル雲台とはカメラの固定部を回転軸より下にすることでカメラの重心と雲台の回転軸を一致させ、大きなカメラでも小さな力でスムーズに動かすことが出来るようにした雲台のこと。
ジンバル雲台は本来動き回る被写体を超望遠レンズで撮影するために開発された雲台で、重心が雲台の回転軸より上にある通常の雲台のようにある程度以上カメラを傾けても自重でカメラがお辞儀してしまうことがない。また既に書いたが重心と回転軸の一致により非常に小さな力でカメラを操作でき、素早く正確に鳥などの激しく動き回る被写体をとらえることができる。
最近ではフィールド・スコープ(野鳥観察用の望遠鏡)とコンパクトデジタルカメラを組合せたデジスコ(コンパクトデジタルカメラの『デジ』とフィールド・スコープの『スコ』に由来)での撮影にもジンバル雲台を使っている人が多い。