三脚(カメラ用)
三脚とは3本の脚を持つ台のことで、英語でも3を意味する接頭辞『tri-』を含む語『tripod』で表現される。カメラ用の三脚の目的は主に2つがあり、1つ目がセルフタイマー等を使った記念撮影をする目的。もう1つが手振れを防止する目的である。
まずカメラ用三脚の1つ目の目的であるセルフタイマー撮影についてであるが、この際に使う三脚は持ち運びに便利なコンパクトで軽量な三脚が多く用いられる傾向がある。
コンパクトで持ち運びに便利な三脚は
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次に、カメラ用三脚の2つ目の目的である手振れ防止についてであるが、これは超望遠レンズ等手持ちが不可能なカメラとレンズのセットで撮影する際の補助目的と、夜間や夕方、もしくは曇りの撮影等光量が少なくシャッタースピードが上げられない状況下での撮影を補助する目的の2つ目的に大別される。
左に超望遠レンズで撮影した写真と夜間にシャッタースピードを遅くした超時間露光撮影で撮影した写真を掲載する。この写真はどちらも三脚を利用して撮影しており、左のオジロワシの写真はGITZOのシステマティック三脚とNIKONの600mm(F 4)のレンズのセット、右のしだれ桜の写真はManfrottoの中型三脚とNIKONの24mm-70mm(F 2.8)のレンズのセットで撮影した写真である。オオワシの写真は風も強く非常に長いレンズを用いていた状況下での撮影であったし、しだれ桜の写真は20秒以上シャッターを開いたままでの撮影であったが、三脚のおかげで全く手振れが生じていないのがわかると思う。
望遠レンズでの撮影にも耐える大型三脚は
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このように適切な三脚を用意することで撮影の幅が非常に広がるので、まずは自分のカメラと目的に合った三脚を1脚選んでみよう。